VDSNewsVol.4


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   バーチャル自動車教習所 通信   Vol.4【緊張の夏の号】
  ▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲ 発行日:1999年8月7日
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VDS( WEBサイト版 )が「週刊アスキー」今週号( 8月4日発売 ) の「新着WEBサイト」のコーナーで紹介されています。
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今号の目次 (記事3点)
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■ 緊張の話
■教習簿について(2)
■クラッチについて
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■ 緊張の話

背中がカチカチに固くなって、さらに肩や首までコリ固まってしまう。
要するに背中の筋肉が硬直する。パソコン的に言えば背中がフリーズしている状態。
子供の頃から床屋さんに行く度に、あの椅子に座って髪の毛を刈られている間中ずっとそんなふうに背中が固まってしまうのであります。

それ故床屋に行くのが嫌いで、でも「男の子は床屋で散髪」とまるで法律で決められているかのような子供時代をすごした者なので逃げるに逃げられず、ともかく散髪作業が終了してほっとする、その瞬間に一気に背中の固さが解けて行くのを毎回味わっていたのでした。

実はいい年して、初めて入った床屋さんでそこのオヤジと軽口をかわすなんてことは今だにできませんけど。

早い話がこの背中の件は単に緊張が原因ということなのですが、そうと知ったのは恥ずかしながらつい最近のこと。
実を言うと、そうと知ってはじめて床屋で背中が固くならなくなったくらいで、「あー、俺って緊張しやすい、上がり症のヤツなんだ」と、自覚し出したのがこの何年かのことなのです。
思えばこの自己認識の甘さが自分の紆余曲折人生の原因であったか、なんて今頃気がついても遅いかしらん。

さて、前回の続き。二度目のトライとなったその北関東の某町の教習所でも実は最初からいい気分で教習が進行していたという訳でもなく、その頃はそうとは自覚してはいなかったとしてもやはり上がり症は上がり症、技能教習の時間中に必ずその背中カチカチ状態になってしまうのです。
「いったいこれは何故なんだろう?運転席のシートのクッションの固さに関係があるのだろうか?」と、本気で考えていたものでした。

これに加えて、数年前にかよった前の教習所のときの反省も多少はあって、今回は指導員の印象を悪くしないように、極力サワヤカな態度で教習に臨もうと決めていたのでした。
もちろん印象を(実際以上に)良くして、教習をスムーズに進めてもらおうという魂胆だったのですね。
なにぶん教習所のために使える予算には限りがあるし、後で延長料金を払うことになると生活に直に響いてしまう。
ここはひとつ、多少違和感を感じても素直な教習生になりきった方が利口というものではないか?

このとき参考にしたのが、当時引っ越したばかりのその農村で知り合ったK君という青年。なんせこの人は育ちは神奈川県某市、元・暴走族『×××キャッツ』、『国×舘』出身、『極×会』空手の有段者で、すでに妻子ありの25才。で、最近その村に越して来て、自分の農場を始めたばかりの夢いっぱい。身のこなし素早く、質実剛健、明朗快活、スポーツ万能、ポジティブそのもの。
で、この人の体育会系ノリのメリハリのきいた挨拶がよかったんです。
「おはようございまッす!」「ありがとうございまッす!」とか。

これを自分も取り入れてやってみようと、「よろしくおねがいしまッす!」とか。
しかし、それまでの自分って実生活では「どーも」とか「あ、すいません」とかで済ませてしまうことばかり多くて、変な話、胸をはって「ありがとうございます」なんて言葉をきちんと言っていなかったのではなかろうか。

そんな自分なのでいざ教習が始まってみると、元々の上がり症の上に、さらに運転と指導員に対する緊張感と、教習の進度への焦りもあり、その上にとって付けたような慣れない礼儀正しさ、もう内心はシッチャカメッチャカのわけわからん状態だったように思います。
それでもなんとか50分間の教習を終え、「どーも!すみません!ありがとうございました!」と言いつつ教習車を降りると、ああ、やっぱりカチカチに固まっている背中がスーッとゆるむのがわかって、「床屋と教習所はどこか似ている」と、思ったのでした。

教訓
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◯今回は特になし。
◯緊張するなと言われたって、緊張するものはしょうがない。
◯あえて言えば、リラックスしつつ適度な緊張感を失わないのが理想です。(そんなことは分かっているけど、やっぱり上がっちゃうんだよなー)
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■教習簿について( 続き )

前回の補足で教習簿の読み方です。
ひとつの教習項目を1時限で終わらせるように教習計画をたてているのか、または2時限になっているのかは各教習所で違いがあることを前回書きました。

で、例えば1段階の第4項目「速度の調節」を2時限で終える計画だったとします。その1時限目を終えた時に教習簿の下の方の欄に何か書き込まれているはずですが、これを「申し送り」と呼んでいます。要するに次の時間に担当する指導員への連絡事項なのですが。

具体的には「1〜2速のみ終わり」とか「半クラッチ続く」とか。
前者は「ギアチェンジの2速まではできています(でも3速へのチェンジはまだだよ)」と、いう意味。
後者は「(教えたけど、練習したけど)半クラッチの使い方がまだ完全じゃないです」と、いう意味。
もちろんこの書き方も教習所ごと、指導員ごとに多少の違いはあるはずです。
ただこの申し送りに書かれていることを理解して次の時間の教習に役立てることができるといいんですが。
「オッ、次の時間は半クラッチを集中して練習するのか」とか。
でもって、技能の教本にもう一度目を通したり、操作の手順を思い出してイメージを組み立ててみたりしてくれると( いわゆるイメージトレーニングですね )、良い結果が得られるのではないかと思うのですが。
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■ペダルの操作 ( A→B→C )

以下はWEBサイト版VDSのレッスンの『ペダルの操作・足の動き』ページの内容です。後半はこれに少し補足しています。
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右足でアクセルとブレーキを踏み分け、左足はクラッチを踏みます。
各々のペダルの踏みかたを足の感覚でつかんでください。

アクセル 
かかとを床につけて、足底はあらかじめペダルの上に乗せておきます。
足先に少しずつ力を加えエンジン音の変化を耳で聞いて、アクセルのふかし具合を調節します。

ブレーキ 
かかとは床から少し浮かせて、足先でペダルのまん中あたりを踏みます。
一度に踏み込まず、少し踏んで車が減速する速度感をつかみ、さらに踏んで減速、さらに踏み込んで停止させます。

クラッチ
走行中、左足は床の上またはフットレストの上に置いておきます。
ギアチェンジの時、車を停止する時に全部踏みこみます。(クラッチを切る)
発進する時や曲がり角などで徐行するとき、クラッチを少しもちあげて、その位置で押さえておきます(半クラッチ。車が動きだす、押さえられた動きが続く位置)。

走行中は右足はアクセルペダルの上、左足は床の上アクセルはデリケートに踏んだり、ゆるめたり
ブレーキは段階的に、「 踏んで、さらに踏みこむ 」
クラッチは踏むときは一気に全部、半クラッチはひざの角度で押さえる感じ。

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◯補足 半クラッチ 
半クラッチの操作が必要なのは・・・
1.発進の時
2.曲がり角( 主に左折の時 )
3.坂道発進の時
4.後退
5.狭路の通行 ( クランク・S 字 コース )
6.他に最徐行が必要な時 ( 見通しの悪い交差点など=少しずつ前進しながら 左右の安全確認をします )

◯半クラッチのペダルの位置( 高さ )は個々の車によって違います。
教習車が変われば、半クラッチの位置も変わってきます。
これが最初に初心者がとまどう点なのですが、その時自分が乗っている車の半クラッチの位置を確実につかんでいることが大切です。
 
◯クラッチペダルを全部踏み込んで( クラッチを切って )、そこから足を少しもち上げたポイントが半クラッチの位置なのですが、それが一番下から2cmの所なのか4cmの所なのかを足の感覚でつかみます。

◯それをつかむには発進の時に、アクセルを軽くふかし ( エンジンの回転を少し上げて )続けそのまま回転を一定させ、エンジン音を聴きながらクラッチペダルにのせた左足を少しずつ( 5mmずつくらいのつもりで )もち上げてみます。
エンジン音が少し低音に変化する瞬間が来ますから、それが半クラッチの位置なのです。
この時、足首ではなく膝の角度を意識して自分の足をもち上げるようにすると微妙かつ確実な動きができます。特に坂道発進の時に有効です。

◯曲がり角の左折のとき等で気を付けたいのは、 ブレーキとクラッチの両方をきちんと使って( 踏んで )確実に速度をおさえ、クラッチを踏み込んだ位置から半クラッチにもち上げて来ること。
初心者が時々勘違いするのは、その位置さえ正確なら、クラッチペダルを踏み込みながら半クラッチにできると思っている点ですがそれは間違い。

( もちろん右折のときも半クラッチは使いますが、状況によっては使わないこともあります)

上記のように半クラッチが必要な場面、(主に徐行しなければならないところ )は多いので、早いうちに確実なものにしておけるとよろしいかと思います。

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